Band : マイクロソフト
Microsoft Office PowerPoint 2010
>> 新機能がもたらす互換性問題、既存機能に増えたバグ
新機能の写真編集機能、背景削除のほかは1枚の画像全体に対してフィルタをかけるもので、一部分の加工は不可の模様。所詮、図形のプロパティから操作できる簡易的なもの。ただサムネイルで表示される数パターンのプレビューから選べるのは直感的でよい。
仕事などファイルの互換性が求められる環境では、新機能の使用は大きく制限される。互換性チェック機能があるが、確認結果はアバウト。新機能と関係なさそうな所でもNGが出て、互換性の維持は不可能に近い。プリインストールの派手なテンプレートは軒並みNG。
オートシェイプは図形の合成が可能になり、複雑な図形の作成が多少楽に。ただしグループ化された図形には無効、また使用にはリボン等のカスタマイズが必要。フリーフォーム以外の任意の図形も頂点編集が可能である。頂点編集をすると勝手に線分を曲げるなど、おかしな所を継承。旧バージョンにあった機能でバグが発生しているとみられる所も(一部は操作ミスや仕様かも):
・複数の図形を選択して配置を行っても、スライド端に揃えられることがある。
・フリーフォームで描画すると、線なし・塗りつぶしなしの図形ができることがある。さらに、既定の図形が「線なし」だと、フリーフォーム描画中も線が表示されない(暗中模索状態)。
・「描画オブジェクトを他のオブジェクトに合わせる」のチェックを外していても実行されることがある。
・テキストボックス等を貼り付けると、文字サイズが勝手に変更されることがある。
・線なしの図形が、線ありで印刷される。印刷プレビューでも、カラー以外は線ありで表示される。
オブジェクトの選択、オブジェクトの順序、画面のズーム、ページ送り、頂点の微調整、オブジェクトのデザインを後から変更することなど、操作性が相変わらずの所も。位置合わせに使えるスマートガイドも微妙。
その他、リボンのカスタマイズは設定が非常に面倒だが、インポート・エクスポートが可能に。インターフェースのフォントはメイリオ強制?製品パッケージにライセンス数とかの記載なし。
>> 美しい画面効果
今回のバージョンアップでは、2007との互換性を保ちながら、2010独自の新機能が加わっています。
スマートアートが増えて、よりビジュアルになりました。
画面切り替えが3Dになり、よりビジュアルになりました。
(2007などでスライドショーをするとその画面切替効果は再生できません。)
写真の切り抜き、切り取り、色修正、などの編集が安価な画像編集専用ソフト並みにできます。
ビデオの編集もできます。
ビデオファイルにプレゼンテーション自体を変換できます。
なお、アップグレード版のアップグレード対象は2000〜2010の統合製品(パーソナル、スタンダード、プロフェッショナルなど)またはパワーポイント単体からです。たいていの方のパソコンにはパーソナル版が入っているでしょうから、お得にパワーポイントが手に入ります。
2003などのパワーポイントで2007や2010形式のファイルを扱うには「互換機能パック」をマイクロソフトのサイトで入手して、インストールします。ですが、機能が制限されますので、やはり、アップグレードがおすすめです。

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