Thursday, March 17, 2011

るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-

Band : 暁WORKS

るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-
>> 言いたいことは、いっぱいある。だから。たぶんこれは、とてもいい物語。
 ここに18禁縛りの弊害がっ。友情だから尊いことと、愛情だから尊いことって、やっぱり別物だと思うのです。特に惠ルートでは、ねぇ。この場合、愛情からの行いはどうしたって、どれも鼻もちならない強烈なエゴの匂いがするように感じてしまうのだけれども。それが狙いだったんだろうか?

 あと新OP曲は個人的には、少し残念。なんかこう、あんまり燃えない。……いや、これらは個人的な見解だし、やめとこう。





 それでは仕切りなおして。



 まず第1章は酷い。同じところをぐるぐる廻るような、世界のすべてと自分を皮肉ったような――あの風刺の利いた文体が損なわれてる。かといって、読み易くなっているかというと、そんなでもない。確かにあるユーザー様の批判に、中途半端に迎合したような感じで、なんかヤレヤレだった。しかも花鶏が女体に喰いつきすぎて、食傷気味。なんかもう、伊代よりも空気読めてない。あげく、るい姉さんに一撃で沈められるという、それで怒ったりするわけでもないという――なんかよくわからん力関係に。彼女は、普段はハラスメントな発言で雰囲気を漂わせつつ、たまの気紛れに過激なスキンシップをするから、ニヤニヤできてたんだけどなぁ。はっきりいってレンフー兄貴の「ふはは。田松市、はじまったな!!」の爆笑台詞がなければ、このゲームを投げてたと思う。兄貴、私を思いとどまらせてくれて、まじで感謝してます。



 そして、第2章。徐々にエンジンかかってくる。なんといってもストーリーがおもしろい。かなり荒唐無稽な話ではあるものの、もとよりそういう設定が織り込まれた世界だから、まったく問題なし。つーかレンフー兄貴が活躍してくれてるから、個人的にすごい好きだ。



 第3章以降は、いうことなし! これぞ「るいは智を呼ぶ」だと思う。文体とかキャラクターとかストーリーとか!! こうでなけりゃ、FDなんぞやる価値がないのです。ここまでプレイしてみて、ほんとによかった。すごく、おもしろかったです。





 というわけで、こんな拙く長々と何が言いたいのかというと。「最後まで、やってみて! ぜったいに、愉しめるから!!」ということなのでありました。
>> ファンの愛にしっかり報いた超良作

初回版のついでにこっちにもレビュー。

本編と全く同じシナリオライターが手掛けているだけあって、内容は非常に濃いです。

FDというと、別ライターやへぼいミニゲームなどで水増ししたろくでもないものが非常に多いですが、 この作品についてはそういう心配はいりません。



・ボリューム

 本編を1.0とすると、主観で0.6ぐらいはあるのではないかと。

 公式情報の新キャラルート×3と温泉ルートと+α、といった感じです。

 るい智への愛があれば、特に不満が出るようなボリュームではないでしょう。

・音楽

 全体の3割くらいが新曲ですかね。

 新OP曲、ED曲に加え、本編ソングも要所で使用されています。

・システム

 本編とほぼ同じ。「選択肢までスキップ」があるので、コンプは簡単です。

 同社のコミュにあったシナリオセレクトも実装。

・総評

 ファンディスクという名前を裏切らない内容かと。

 わざわざこの作品を購入する人は、るい智への愛がみなぎっていると思いますが、

 その愛にしっかり報いてくれるいい作品です。

 発表から発売まで結構な間がありましたが、待ってて良かったなと素直に思います。



 最後に。

 

 惠ルートは必見です。

No comments:

Post a Comment