Band : 毎日コミュニケーションズ
激指 定跡道場2 優勝記念版
>> 定跡を勉強しようと思い購入したが・・・
定跡を勉強しようと思い購入しましたが、定跡講座は、先手良しを後手良しと間違えていたり、どちらの記載もなかったり、同じ言葉の繰り返し、記載ミス(銀にヒモをつけるを銀にホモをつけるなど)などがあり、正直ガッカリしました。1つ間違っていると、他も間違っているのでは?と不安になり戸惑っています。強い人には理解できるかもしれませんが、私には理解できない部分も多く期待外れでした。解説はほぼ無しと思った方がいいですし、突っ込んで説明されていない部分も多いです。一応メールで苦情を言いましたら、アップデートで対応するかもしれないとのことでしたので、そうなることを願っています。
初めて購入したソフトだけに悲しいです。
今のところ、期待しすぎたので、反動が大きいですが、便利であることは便利だと思いますし、全く役に立たないということは決してないです。
>> 非常にお買い得な逸品。
激指シリーズは最強将棋ソフトの一角として有名ですが、その中でもこの定跡道場2は特別に価値のあるものです。その理由は二つ、思考プログラムと定跡道場の搭載です。PCのスペックはi5-750(4コア3.0GHz)、DDR3メモリ4GB(32bitOSのため3GB程度を認識)、棋力はアマ初段程度(道場では弱い三段)となっています。
まず思考プログラムですが、定跡道場2はボナンザメソッドによる機械学習をとりいれて開発されています。その成果として評価関数に50万ものパラメータを搭載し、激指9までの各バージョンとは全く異なる画期的なプログラムとなっています。肝心の強さはというと、残念ながら棋力に乏しいため平手ではわからないのですが、当時アマ四〜五段程度とされた東大将棋8(2005年発売)で二割程度勝てた飛香落ちに、激指定跡道場2では5%程度しか勝てません。また、アマ五段程度とされる激指7でまれに勝てた角落ちでは、残念ながら30戦程度して一回も勝っていません。ご承知の通り将棋ソフトは駒落ちが下手なのですが、中終盤で更に隙がなくなっており、腕力でもっていってしまうという印象です。駒落ちで対局する限り、激指7などより確実に強くなっていると感じます。
次に定跡道場ですが、これは将棋の勉強に非常に便利です。辞書的に定跡を確認する他、定跡局面から対局したり、検討モードで定跡外れの手を検討したりといった使い方ができます。このMYCOMの定跡道場シリーズですが、居飛車振り飛車駒落ち全ての定跡講座を搭載したソフトは、東大将棋定跡道場完結編(2004年発売)と、激指定跡道場(2007年発売)、そして本ソフトの三つしかありません。編集が大変なのでしょうが、三年おきでしか発売されないため、今後三年程度は「定番」として高い価値をもつものと考えられます。ただし、定跡講座の内容は書籍と比べるとかなり薄く、変化や解説は物足りなさを否めません。便利ではありますが、過度の期待は避けた方が無難です。
以上の理由から、機械学習をとりいれ定跡道場を搭載した本ソフトは、現時点で特別な価値をもつものと思います。他に特記すべき事柄としては、二枚落ちなど駒落ちでかなり定跡に沿って指すようになっています。人間の高段者の指す駒落ちと比べると微妙ですが、ある程度楽しめるようになったのではないでしょうか。また、50万ものパラメータを搭載した影響か、自分の環境では700MB以上のメモリを食うようになっています。これは最新の3Dゲーム並か、タイトルによってはそれ以上の食い方になります。32bitOSでも十分ですが、メモリが2GB程度だとちょっと苦しいかも知れません。また、CPUもそれなりでないときついかも知れません。最強の六段+ですと自分のPCスペックで一局に10分程度ですが、シングルコアなど低スペックのCPUの場合、五段設定でもストレスを感じると思います。
>> 将棋を強くなりたい人に最適!
「2010年世界コンピュータ将棋選手権」優勝のプログラムに、定跡講座・定跡道場を加えたものなので、将棋の勉強にちょうど良いと思い購入。
私は、街の道場で一応三段で指しているので、コンピュータを四段に設定して、早速対戦してみた。
すると、中盤での私の一手の疑問手(指している時には疑問手と思わず、対局後に棋譜解析で指摘され、疑問手とわかったのだが)を的確に咎められ、完敗。
以前買った「激指2」(2002年発売)では、いわゆるコンピュータらしい変な手や手順を指して、私が勝つこともあったのだが、このソフトは、所司七段による最新の定跡を搭載しているせいか、全く変な手を指さない。
対局した将棋を棋譜解析すると、コンピュータの読み筋、好手や疑問手が指摘され、とても参考になる。
まるで感想戦をしているようである(一局一局をおろそかにせず、感想戦もしっかりやるのが上達には欠かせない)。
疑問手等のやり直したい局面から簡単に指し直しできるのもよい。
プロの将棋(羽生対村山聖 NHK杯戦決勝 98年3月15日)を棋譜解析してみたら、村山聖の痛恨の疑問手7六角を敗着と断じ、プロと全く同じ形勢判断をしているのには驚いた。
定跡講座も充実し(毎コミの「定跡道場」シリーズをすべて買うのと同じ!)、将棋の勉強に最適。
定跡局面から指すこともできるので、実戦の練習にももってこい。
将棋に強くなりたい人に最適のソフトである。

No comments:
Post a Comment