Band : ケロQ
素晴らしき日々 ~不連続存在~ 通常版
>> 敷居の高さが気にならなければ
一つの物語を複数の主人公の視点で描いており、壮大な広がりを見せると言うよりも読み進めていくたびにあやふやだった全体像が掴めていく感じのシナリオ。
序盤の方から世界観にしても展開にしてもかなり突飛な事が立て続けに起きて、正直謎だらけです。
扱われている題材がそれなりに興味ある内容だったのでそういった意味では結構楽しめました。
(題材そのものが物語の核心を突いているのでそれが何なのかは書けませんが)
また難解で哲学的な表現が多く使われており、考えるのではなく感じ取りながら読み進めていくと良いかもしれません。
タイトルやPV(公式でダウンロード出来るOPムービー)からやたら爽やかなイメージを受けますが実際は重たく暗いシーンが多めです。
とりあえずPVと本編の内容は真逆と言っても過言ではありませんのでご注意下さい。
特にイジメのシーンなんかは描写が濃い上に量も多いので気分が悪くなる事さえありました。
グロもありますがここまで来ると気持ち悪いというレベルではなく、最早ホラーレベルと言っても良い位です。
イジメもグロもシナリオ上必要な事とは言えここまでストレートに描写して敷居を上げるよりもソフトな描写にした方が良かったと思います。
難解な表現や残酷な表現があっても平気ということであればプレイしても問題ないと思いますが、ある程度人を選ぶ内容である事は念頭に入れた上で購入するかどうかの判断をして頂ければと思います。
>> シナリオが素晴らしい作品です!
感想はタイトルの通りです。ネタばれしないようにしたいので、明記しませんが、『萌えるエロゲー』としては微妙ですwwwただ、それ以外はかなり完成度の高い作品です。
まずシナリオですが、イジメや宗教、麻薬を題材にした事件を複数の視点(主人公)で描くサスペンス調のストーリーです。ミニゲーム等はなく小説に近い作品です。
序章と全6章の本編から成り、序章だけ本編の伏線を含んでいますが、ほぼ別物のお話となっています。 序章は体験版にもなっているので絵の感じやシステムについては参考になると思います。ニ○ニコ動画とかでアップされています。 本編は1章で謎を散りばめ、2章以降で視点を変える事で見えなかった部分を明かしていき、6章で締めるカタチです。そのため1〜3章辺りは謎だらけな上、題材がキツいので長く感じやすいです。あと詩、戯曲や神話をモチーフとした思想観念や哲学的な部分が多いので、好きな方には良いのですが、苦手な方にはよけい長く感じてしまうかもしれません。全体としては暗い雰囲気ですが、笑える箇所も多数ありますので、題材やモチーフに抵抗が無ければ楽しめると思います。
次に音楽ですが、地味に神曲多いです。OPテーマ『空気力学少女と少年の詩』を始め『ナグルファルの船上にて』『登れない坂道』あたりのはニ○動でアップされていますが、個人的にはダークな雰囲気が漂うロック調の『鏡の世界には私しかいない』『終末の微笑』も好きです。ちなみに今挙げた5曲プラス2曲の全7曲のボーカル曲を使用しています。基本のBGMも美しいものが多く、全体的に質は高いです。
最後にキャラですが、『萌え』重視ではないのでインパクトは薄いですが、そこそこ可愛いです。
あまり販売を意識していないのか、アピールが少ないこの作品ですが、完成された作品には違いありません。ぜひお試しを!!
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